1 @おっさん友の会 ★ :2024/09/20(金) 12:56:32.18 ID:9MTtG/lp9
都内の某保育園で、今年から「ラジオ体操」が禁止になったそうだ。
子どもたちの運動能力が落ちすぎて、ラジオ体操をすることによってケガをする子どもが出るようになったからだという。
ジャンプをした時に足をくじく、上半身を回した時に地面に倒れ込んでしまう、腕を斜めに振った時に肩が外れる……。
そのため、より体に負担のかからないソフトな体操に切り替えなければならなくなったらしい。
ラジオ体操は、一日がはじまる前、あるいは体を動かす前に行う「準備体操」のはずだ。
それすらできない子どもが増えているとはどういうことなのか。
日本全国の200人の教育関係者にインタビューをし、現代の子どもたちの実態を浮き彫りにした拙著『スマホ育児が子どもを壊す』(新潮社)には、驚くべき子どもたちの生態が描かれている。
その中から、今の子どもたちの運動能力について考えていきたい。
●両手両足を交互に動かせない
現在、小学校では、子どもたちの運動能力にまつわるさまざまな問題が浮かび上がっている。
運動以前に、体を動かすことができない子どもが多く、運動会どころか、日常生活の中でさえトラブルが続発しているという。
都内の教員は次のように話す。
都心の学校に赴任して驚いたのが、全校集会の時などに体育座りが一定時間以上できない子がいることです。
体幹が年齢相応に育っていないので、床に座りなさいと言ったら、バランスを取れずダルマのように倒れてしまうか、数十秒で音を上げて横になってしまうかするのです。うちの学校ではそういう子については椅子を持って来て座らせるようにしています」
・雑巾がけをさせると、顔面から倒れてケガをする。
・肩甲骨が固まっており、両腕を上げてバンザイをすることができない。
・100m走をやらせると、カーブで曲がり切れずに倒れてしまう。
・両腕両足を交互に動かすことができないので、行進やクロールができない。
こうした子どもたちの運動能力を測る指標の一つが「ソフトボール投げ」だという。ボールを投げる動作は全身を使って行う。
しかも、日常生活ではやらない動作が多い。そのため、運動能力の差が如実に表れるそうだ。国の統計によれば、2010年あたりから徐々に距離が低下。
ちょうどタブレットやスマホが子どもの間に広がった時期と重なっており、その影響を指摘する研究者も少なくない。
続きはFRIDAYデジタル 2024/09/20
https://friday.kodansha.co.jp/article/391370
子どもたちの運動能力が落ちすぎて、ラジオ体操をすることによってケガをする子どもが出るようになったからだという。
ジャンプをした時に足をくじく、上半身を回した時に地面に倒れ込んでしまう、腕を斜めに振った時に肩が外れる……。
そのため、より体に負担のかからないソフトな体操に切り替えなければならなくなったらしい。
ラジオ体操は、一日がはじまる前、あるいは体を動かす前に行う「準備体操」のはずだ。
それすらできない子どもが増えているとはどういうことなのか。
日本全国の200人の教育関係者にインタビューをし、現代の子どもたちの実態を浮き彫りにした拙著『スマホ育児が子どもを壊す』(新潮社)には、驚くべき子どもたちの生態が描かれている。
その中から、今の子どもたちの運動能力について考えていきたい。
●両手両足を交互に動かせない
現在、小学校では、子どもたちの運動能力にまつわるさまざまな問題が浮かび上がっている。
運動以前に、体を動かすことができない子どもが多く、運動会どころか、日常生活の中でさえトラブルが続発しているという。
都内の教員は次のように話す。
都心の学校に赴任して驚いたのが、全校集会の時などに体育座りが一定時間以上できない子がいることです。
体幹が年齢相応に育っていないので、床に座りなさいと言ったら、バランスを取れずダルマのように倒れてしまうか、数十秒で音を上げて横になってしまうかするのです。うちの学校ではそういう子については椅子を持って来て座らせるようにしています」
・雑巾がけをさせると、顔面から倒れてケガをする。
・肩甲骨が固まっており、両腕を上げてバンザイをすることができない。
・100m走をやらせると、カーブで曲がり切れずに倒れてしまう。
・両腕両足を交互に動かすことができないので、行進やクロールができない。
こうした子どもたちの運動能力を測る指標の一つが「ソフトボール投げ」だという。ボールを投げる動作は全身を使って行う。
しかも、日常生活ではやらない動作が多い。そのため、運動能力の差が如実に表れるそうだ。国の統計によれば、2010年あたりから徐々に距離が低下。
ちょうどタブレットやスマホが子どもの間に広がった時期と重なっており、その影響を指摘する研究者も少なくない。
続きはFRIDAYデジタル 2024/09/20
https://friday.kodansha.co.jp/article/391370