知りタイムズ

「学校・教育関係」を中心とした、2chでの気になる記事、面白いと感じた記事を扱うまとめブログです。まとめながら自分も色々なことを知ることができたらと思っています。

    タグ:女子枠



    1 デビルゾア ★ :2025/03/09(日) 02:48:52.54
    (中略)

    大学入試の総合型選抜や学校推薦型選抜などで、女子だけを対象とした特別枠を設定する、通称「女子枠」。この女子枠を設置する大学が近年急増しており、今回の2025年度入試では国公立大学だけでも27大学以上が導入している。

    各大学が女子枠を導入する主な目的は、社会的ニーズの反映、教育・研究環境の多様性と質の向上、ジェンダー平等とダイバーシティの推進などだ。実際に2024年度入試から女子枠を導入し始めた東京科学大学(旧・東京工業大学)は、入学者全体に占める女性比率が10.7%から15.3%に上昇した。

    こうした取り組みの背景には、日本のSTEM(科学・技術・工学・数学)領域への女性の大学進学率が、OECD諸国の中で最低水準の19%に留まっているという現実がある。

    日本では、長年「理数系は男性の方が向いている」といった無意識のバイアスや、ジェンダーステレオタイプ(特定の性に対する伝統的な固定観念)が社会全体に根付いている。理数系の進路に限らず、女子生徒は男子生徒に比べて浪人選択率が低く、これは難関大学への進学数低下に起因している。さらに、女子生徒は自宅から通える大学への進学を勧められる傾向にあり、女性であることによって、地域や家庭の環境が進路選択により大きい影響を与えることが指摘されている。

    女子枠、賛否は二分

    女子枠の導入は、アファーマティブ・アクション(積極的格差是正措置)とされている。これによって理工学系の女子学生の数が増えれば、将来的に理工系の職業に就く女性の割合も増えるだろう。ロールモデルとなる女性が増えることで、理数系の学びやキャリアに関する社会全体のジェンダーバイアスが解消されていくことが期待される。

    しかし、反対意見も多い。河合塾が高校1・2年生を対象に2024年11月に実施したアンケート調査によると、女子枠導入について賛成が56%、反対が44%と二分された。また、賛成の回答は前年比で約9ポイント減少していた。反対意見には、「入試は男女平等であるべき」、「(女子枠により)かえって男女差別になるのでは」といった回答があった。

    また、女子枠で入学した学生へのスティグマ(否定的な捉え方)や、一般枠で入った女子にとって不利益を被らないような配慮が必要、などといった指摘がある。さらに、大学全体の学力低下や、「女性は理数系が苦手」というバイアスを強める懸念もある。

    (中略)

    女子枠の導入に伴い、女子生徒が理工系の学問に興味を持てるよう、さまざまな取り組みが進んでいる。今後は、進路選択に影響を与える保護者や教員のジェンダーバイアスを解消するような取り組みも求められるだろう。

    また、理工学系以外の分野においても、ジェンダーギャップを解消する取り組みが進みつつある。東京家政学院は、2026年度入試より「男子枠」を設定することを発表した。家政学・生活科学がジェンダーフリーな学問であることを広く認知させることが目的だ。さらにジェンダーだけでなく、国籍・出身地・年齢など、さまざまな多様性の包摂を目指していくべきだ。実際に、地方出身者枠や、家族の中ではじめて大学に進学するファースト・ジェネレーション枠などの取り組みも見られる。

    いずれにせよ、こうした特別枠の設定は一時措置とすべきであり、各大学は到達目標を定めて十分な数が確保されれば、廃止すべきだろう。さらに、個々の学部のジェンダー比率の偏りはあくまで結果論であり、性別を問わず進路や学問分野の選択が周囲から尊重されるような環境を作ることが重要だと言える。無意識のバイアスをどう解消していくか、家庭・組織・社会全体で向き合うべき課題と考える。

    (全文はWebで)
    https://www.newssalt.com/38599

    ■関連ニュース
    拡大する女子枠に高校生の反対増加 河合塾が全国調査
    https://univ-journal.jp/252160/?cn-reloaded=1

    入試で「女子枠」設置の芝浦工業大学、男子の考え方にも変化 2年後には3割を女子学生に
    https://www.sankei.com/article/20250307-D5RY6FIDKFNJXLQIZH2MQBWYRA/

    女子学生「完全に平等は50年後か…」増える理工系学部の『女子枠』企業の採用につながり好循環も課題の1つは“大学入学後のその先”
    https://www.tokai-tv.com/tokainews/feature/article_20250226_39038

    【賛否分かれる大学入試の「女子枠」…理工系女性増でジェンダーバイアス解消狙う一方「かえって男女差別なるのでは」の指摘も】の続きを読む



    1 七波羅探題 ★ :2025/01/23(木) 22:53:48.10
    理工系の「女子枠」が拡大しても“やっぱり受験しない”と決めた女性たちのリアルな本音 「ほぼ男子大学はイヤ」「女が行っても仕方がないと親に刷り込まれて」


    大学入試に「女子枠」を設置するケースが急速に増えている。理工系をはじめとした女性比率が低い学部での男女比率のアンバランスの解消を目的とするもので、2023年度入試まで女子枠を設置している大学は11大学19学部だったのに対し、2024年度は34大学58学部に増加している。2025年度には、新たに15大学16学部で女子枠が導入見込みだという。

    女子枠を設置する大学が増えた背景には国の施策の後押しもあるが、当の女性たちは、「入試における女子枠だけを増やしても仕方ない」と冷静だ。特に女性比率が低いとされる理工系学部への進学について、“悩んだことがある”という女性たちに話を聞いた。

    ■学部に女性が増えたら雰囲気は変わるのか
    Aさん(神奈川県/20代)は、工学部に行った姉の姿を見て、自身は別の学部に進学を決めたという。

    「2つ年上の姉が地元の大学の工学部に進学しました。姉を見ていると、工学部は、大学生活で“損”をする気がしたんです」

    なぜ、大学生活が“損”になるのか。これは個人の考え方に大きく関わる部分だが、Aさんは「大学ではそこそこ遊びたかったから」だと本音を明かす。

    「姉は、入学当初はメイクもおしゃれも頑張って通っていたみたいですが、夏休みが明けてからはほぼすっぴん、普段着に変わっていきました。聞くと『おしゃれをしても見せる相手がいないし、必修も多くて化粧や服装にこだわっている時間はない』とのこと。理系はどこも忙しいとは聞きますが、姉は『工学部はもはや“男子大学”だし、女子扱いされない』と言っていたので、それは嫌だなと思って、工学部は選択肢に入りませんでした」(Aさん)

    Aさんの姉が指摘するように“女性が少ない”ことが進学回避の理由なら、女子枠により女性比率が上がれば選択肢に入るはず。Aさんは「何年か経って雰囲気が変われば積極的に進学を考える女性も増えるのでは」と分析する。

    実際に若干ではあるものの、現在工学部に進学する女性は増加傾向にある。文部科学省「学校基本調査」によると、2024年の工学部進学者数は1万7022人と前年比0.9%増加。大学側も女性の快適さアップのために積極的で、東京科学大学(旧東工大・東京医科歯科大)では一部の女子トイレで生理用品を提供、女性専用のリフレッシュスペースを新設するなど、女性が居心地のよい空間づくりに注力。今後の学内雰囲気の変化が注視される。

    ■卒業後の就職先が「見えづらい」
    Bさん(埼玉県/20代)は高校時代、理系コースに在籍していたが、大学受験直前に“文転”し、商学部に進学。「医師や薬剤師になりたいわけではなかったので、医学部・薬学部は選択肢外。理系科目は好きだったけど、理工系となると就職先が見えなかった」と語る。

    「たとえば理系でも医師や薬剤師は専門職なので、キャリアプランがわかりやすいじゃないですか。理工系だと就職に有利だよ、って言う人もいますが、工学部出身で有利に働きそうな資格は電気、情報、危険物など、どれも現場の実技系が多く、私にはいまいちピンときませんでした。別に理工系出身で、普通に総合職として就職してもいいんだと思いますが、だったら別に理工系の勉強をする必要もないかなと」

    Bさんは「大学の女子枠を増やすだけじゃなくて、卒業後の進路についてもきちんとサポートしてくれるとかだったら、ちょっと考えるかもしれません」と話す。

    ■「女が理工系に行っても仕方ない」という親の刷り込み
    Cさん(鹿児島県/20代)が高校時代に親から言われたのは、「理工系なら、院を出ないと意味がない」という話だった。

    「母親は、『理工系なら、院を出ないと意味がない。勉強が嫌いなら学費が無駄』とか、『女が理工系に行っても仕方ない』とか言っていて、私も真に受けてしまったんですよね。今、私はメーカーに勤めていますが、理工系で学部卒の女性も普通に活躍していて、めちゃくちゃカッコいい。

    地域差もあるかもしれませんが、結構、大人たちの“刷り込み”って大きい気がします。理系の女子を増やすなら、まずは親世代の価値観を変えることも大事なんじゃないかと思います」

    人生の大きな選択の岐路となる大学受験。シビアに将来を見据える女性たちの目はまだまだ厳しいようだ。

    https://www.moneypost.jp/1230899
    2025.01.22 15:00
    マネーポストWEB

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    1 すらいむ ★ :2024/08/18(日) 19:24:19.09
    「女子枠」反対の声根強いが…理工系大で加速、入試改革の必要性

     理工系の大学入試で女子枠の導入が広がっている。
     男女の極端な偏りをなくすのが目的だが、「筆記試験の点数のみで見るのが公平だ」と反対する声も根強い。
     しかし複雑化した現代社会で必要な人材では、従来とは異なる能力や伸びしろが重要になる。
     女子枠を含む多様な選抜方式が予想以上に増える中で、一般社会はこの点を理解する必要がある。(編集委員・山本佳世子)

    (以下略、続きはソースでご確認ください)

    ニュースイッチ 2024年08月13日
    https://newswitch.jp/p/42494

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    1 すらいむ ★ :2024/04/27(土) 21:48:20.68
    理工系「女子枠」40大学に 学内外から「逆差別」などの意見も

     理系の女性研究者を増やそうと定員の一定数を女性に割り当てる「女子枠」の導入が大学の理工学部を中心に広がっている。
     公益財団法人「山田進太郎D&I財団」によると、理系の学部に女子枠を設ける大学は2024年度40大学に上ったという。

    (以下略、続きはソースでご確認ください)

    毎日新聞 2024/4/27 07:00(最終更新 4/27 07:54)
    https://mainichi.jp/articles/20240426/k00/00m/040/090000c

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    1 ぐれ ★ :2024/02/29(木) 07:41:45.18
    ※2/24(土) 12:49配信
    ABEMA TIMES

     理工学系の学部を中心に、大学入試で女子学生だけが受験できる「女子枠」を設ける大学が急増している。

     今年4月の入学者向け入試で、国公立大学では東京工業大学や金沢大学など、10大学が「女子枠」を新設。導入した大学は合わせて15大学となった。河合塾 教育研究開発本部 主席研究員の近藤治氏は、国の政策と少子化の影響を指摘する。

     「特に日本の場合は、理工系に占める女子の割合が非常に先進国、諸外国に比べて少ないと言われている。現在は国が施策として『理工系の女子をどんどん増やしていきましょう』というキャンペーンを張っている。受験生の視野の広がりとともに、、日本全体で少子化が進行し、大学の志願者・受験者も減少傾向にあるため、これまでは理系、特に工学部は男子生徒を主なターゲットとしていた大学側としても、女子にもぜひ受験してもらい、新しい市場を開拓したいという狙いがある(河合塾・近藤氏)

     内閣府の男女共同参画局は「男性も女性もあらゆる分野で活躍できる社会」を目標に掲げ、2005年から、理工系分野の進路情報の提供やイベント開催などの支援策「リコチャレ(理工チャレンジ)」を実施してきた。しかし、経済協力開発機構(OECD)の調査によると、加盟38カ国の中で2021年に理工系分野の大学などを卒業・修了した女性の割合が一番低いのは日本だった。OECD加盟国平均は自然科学・数学統計学が54%、工学・製造・建築系が28%に対し、日本はそれぞれ27%、16%と大きな差がある。

    続きは↓
    https://news.yahoo.co.jp/articles/4df97a179fcefb686d945b0a6ff6700e57114c12
    ※前スレ
    【大学入試】理工系に「女子枠」急増 多様化促進?不公平? 東大・横山広美教授「日本の女子の数学力を信じて」 [ぐれ★]
    https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1708903675/

    ★ 2024/02/26(月) 08:27:55.43

    【【大学入試】理工系に「女子枠」急増 多様化促進?不公平? 東大教授「日本の女子の数学力を信じて」】の続きを読む

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