知りタイムズ

「学校・教育関係」を中心とした、2chでの気になる記事、面白いと感じた記事を扱うまとめブログです。まとめながら自分も色々なことを知ることができたらと思っています。

    タグ:語彙力



    1 おっさん友の会 ★ :2023/09/23(土) 10:35:57.53
    2018年に経済協力開発機構(OECD)が発表した79の国と地域の15歳を対象とした国際学習到達度調査(PISA)の結果、日本の読解力ランキングは15位であった。
    結果の発表は今年。さて、いかに、といったところである。
    ちなみに2015年の順位は8位。

    たった3年で15位へと急落した2018年当時は、様々なメディアで「読解力低下」という言葉が取り上げられ、「日本の教育の基礎の崩壊」などとうたわれた。

    しかし2023年現在、その当時よりも状況は深刻だという意見が現場の教員たちの間で一致している。

    【中略】

    「2003年の調査で、読解力が2000年の8位から14位に落ちた時も『第1次PISAショック』なんて言われてちょっとした騒ぎになりましたけど、今回はもうどんなに低下していても、話題にすらならないかもしれませんね。
    言葉を知らなくて集中力のない子どもが、今や当たり前というか、大多数という感じですもの」

    そう話すのは、田渕悦子さん(仮名・48歳)だ。彼女は関西圏にある高校の国語教員で、現在高校2年生の担任をしている。

    「今の子どもたちは語彙力がないなんて話をすると、多くの場合『年配による今の若者批判でしょ』みたいなことを言われます。

    でも私は、批判をしているのではなくて、このままでは良くないしなんとかしなければと思っているんです。
    それに、語彙力がないことで、実際に子どもたち自身が苦しんでいる。実はそこに気付いていない方が結構多いのではないでしょうか」

    「私のクラスのAさんは、同じクラスのB君が強い調子で発する言葉に過敏に反応しているようでした。
    B君が強い調子で彼女に何か質問をしたり、彼女の持ち物などについて意見を述べたりすると、いつもちょっとだけ表情が歪むんです」

    Aさん自身も、どちらかといえば活発なタイプなので、不快に感じることがあれば直接B君に伝えるだろうと悦子さんは考えていたのだ。
    「でも、その私の考えは甘かったようです。
    Aさんは、B君との座席が近くなってから、遅刻や欠席が増えました。理由は『なんとなくだるい』とか『やる気が出ない』というようなもので、周囲の友達にも『最近全部がキモい』と愚痴をこぼしていたようです」

    そこで悦子さんは、彼女は「自分が嫌だと思うもの」を、言葉でうまく説明できない状態にあるのではないかと思い当たったそうだ。

    「それで、彼女と話す機会を設けて『B君の言い方が、少し強くてしんどく感じたりすることはない?』と聞いてみました。」

    悦子さんによるとB君は「なんだよ死ねよ」や「うわ、キモ」という強い否定的な言葉をかなり簡単に使うのだそうだ。
    ちょっとした失敗を自分がしたときも、「うわー、死ねよ」と口走ったので


    続きはYahooニュース forzastyle 2023/09/23 8:32
    https://news.yahoo.co.jp/articles/6dcdbb7f91051b6574a479610d5e7e823495b127

    https://forzastyle.com/articles/-/69056?im=next

    【日本の子供の語彙力、かつてないレベルまで落ちる】の続きを読む



    1 おっさん友の会 ★ :2023/07/23(日) 09:43:52.65
    【前略】
    小川:『ルポ 誰が国語力を殺すのか』の中で、「国語力のカースト」の話が印象的でした。
    国語力によって学校の中で階層が分かれるのです。言葉を持っていない子どもたちは同じような子と集まり
    粗雑なやりとりをする一方、言葉を持っている子たちは、豊富な語彙で複雑なコミュニケーションをしているんですよね。

    石井:普段の学校生活の中では、国語力のある子のグループが有利というわけでもありません。
    むしろ、乱暴な言葉遣いをする子のグループが力を持っていたりします。
    でも、グループ内の人間関係が悪化したときなどに、言葉を持たない子たちはトラブルになります。

    小川:今回『超こども言いかえ図鑑』を作ったのは、何でも「ヤバイ」とか「マジで」と言う子どもたちの
    語彙力を不安に思う親が多かったからというのもあるんですが、単に語彙を増やすだけではなく裏にメッセージがあるんです。

    ここに登場する、「ヤバイ」ばかり言う「ヤバオ」、言葉を知っている「デキル」
    大人顔負けの語彙力の「文豪くん」といったキャラクターたちが
    それぞれ言葉が違うので最初は仲良くないけれど、お互いの言葉を認めてコミュニケーションする中で
    最後は仲良くなれるという物語にしています。言葉は、自分のことを伝えたり
    いろいろな人とコミュニケーションするためにあるんだよというのをテーマとして持っています。
    実際には難しいのでしょうけど…。

    石井:言葉が違うということは、思考も違います。思考は言葉を使ってするものですから
    少ない語彙で考えるのと豊かな語彙で考えるのとでは深さが変わります。
    思考が違う子同士は付き合えないんですよね。

    先日、ある高校の図書委員の子たちと話したら、面白いことを言っていました。
    「私は多くの語彙を知っているが、そのことによってソンしている気がする」。
    物事を深く考えられるようになると、余計な悩みが増えるというんです。
    自分の内面にも向き合わざるをえず、周りの人があまりそんなことを考えていない中では、孤独になってしまうんですね。

    小川:なるほど、確かに。なかなか周りの子に理解してもらえないかもしれません。

    ●多様な分断社会
    石井:でも、彼らは、同じように深い思考をし、語り合える仲間を見つけられるでしょう。だからいいのです。
    言葉の少ない子はそういうこともできません。

    しかも今は、ゲーム好きな子とYouTube好きな子で使う言葉が違いますし
    細かく分かれてしまっています。同じクラスでも、違う言葉を話す子たちがたくさんいるわけです。
    そんな中で、「みんなで仲良く」「多様性を認めて」生きていくのってものすごく大変ですよね。

    小川:昔はメディアが限られていたので共通言語があったものが、今はバラバラになっているわけですね。

    石井:何人かの先生に聞いたところによると、今の高校生はクラスの半数と喋ったことがないまま卒業していくそうです。
    名前も知りません。名字はわかっても下の名前がわからないんです。
    嫌いなわけではないけれど、文化が違うから交わらない。コミュニティも小さくなっていて
    2~3人で1つのコミュニティになっています。多様性社会というより、多様な分断社会ですよね。

    続きはnobiko 7/21
    https://family.php.co.jp/2023/07/21/post_6838/

    【国語力…言葉遣いで「クラス内カースト」が決まる 子どもの間で深刻化する分断】の続きを読む

    このページのトップヘ